いつも恋人に期待を裏切られる…

「どうしてわかってくれないの」「こうしてほしいのに…」っていう恋愛をしている人へ。

つらいよね!
恋人のためにあれこれたっくさん悩んで考えて、勇気をだして伝えたら「わかった」っていってくれるのに
また同じことを繰り返されて…病むよねー
勝手に期待して、勝手に裏切られた気になって、怒りと悲しみがエンドレス。

そんな状況の解決方法は3パターンあるよね
1・自分の要求を通すために自傷をほのめかす、別れを切り出すなどして脅迫する
2・自分の要求を通せないから、ためこんで爆発するor心が壊れる
3・自分の意識を変える

「3」が平和的な解決方法なんだけど、人間って自分の考え方が正しいと思っているし、思考にはクセや習性があるから変えるのは難しい。
ほとんどの人が「1」か「2」を選択しちゃうんです。
そして恋愛ってむつかしいよねーって語るんです。

「1」と「2」のどちらを選んでもダメだ。
いいかい、1も2も相手を壊すか、自分が壊れるかだ。いずれを選んでも壊れるしかゴールはない。
そんなことを繰り返して「理想の相手ってなかなかいないよね」なんて言っちゃうんよね。

1を選ぶ人も2を選ぶひとも、矢印の方向が自分に向いているんよね。
「自分はこうしてほしい、こうされたら楽だから」というのが前提。
「ふつうはこうすべき」って考え方もあるな。「自分基準の普通」に合わせるべきって考え。
「自分だけを見てほしいのにほかのことに意識が行っている」とかも主体は「自分」よね。

意識の矢印が「自分」に向いている人は恋愛に限らず、生きていくのが大変になる。
意識が自分に向いてるってどういうことかというと、例えば…
“自分は”恋人にこうしてもらえると苦しくない
“自分は”周りの人にどう見られてるんだろう
“自分の”発言は間違えていなかったかな?
“自分は”お客様なんだから、丁重に扱うべき

周りのいつもイライラしてたりいつも落ち込んでる人をみてみて。
矢印が自分方向にしか向いてないから。

そしてそういう人は、自分の意識の矢印が自分にしか向いていないことに気が付いていないことが多い。
そういう人はえてして「あなたのためを思って」とか「~べき」とか「ふつうは」っていう言葉を使ってると思う。
自己中心的であることを認めたくない、気が付きたくないから一般化したり、相手優先みたいなスタンスをとろうとするんだ。
気が付いていないというのがやっかいで、相手のためにと思っているからストレスがたまる。
相手は思い通りにはならないからね。

人って簡単には変わらないじゃん。
自分のことを思い返してみて。
「宿題・勉強はやったほうがいい」とおもってもやらないでしょ。
親に説得され、先生に怒られてやる。
やりたいからやるのではなくて、怒られるのを避けるためにやる。だから怒られないとやらなくなる。
つまりは本質的には変わってない。
「元気よくあいさつしなさい」と言われても、言われるからやるのであって、言われなくなればやらない。

なんだっていいんだけど、誰かに何かをやれと言われて「本心から」やろうと思ったことってある??
ほどんとないと思う。

結局のところ、自分から「やろう」と思ったことしかやれないし、それも長続きするものではない。
三日坊主なんて言葉が昔からあるくらいだから、人ってそんなもんなんだろうね。

だから、相手に期待しないことが大切。
期待しないといっても「どうせ言ったって無駄だ」ってあきらめるって意味じゃない。
「人は言われても変わらない」ということを頭に叩き込んで。
自分の経験から思えば、これはすごく実感できると思う。

なにをするかというと、とにかく相手が変わろう!と思うきっかけを投げ続けるだけ。
それしかない。
悩むのは「どうしてわかってくれないんだろう、どう考えているんだろう」じゃなくて
「どうしたら変わろうと思ってくれるか方法を考えよう」だ。

「どうしてわかってくれないの」って話を恋愛じゃなくてコンビニの店員と客との話でしてみよう
挨拶をしない店員さんがいるとして
先ほどの解決方法で「1」を選ぶ人は
「どうしてお礼を言わないんだ!!失礼な奴だな!!もうこの店では買わないぞ!!」
ってなるわけだ。
「2」を選ぶ人は
「どうして挨拶しないんだろう…私の振る舞いが変だったかな…もう行くのやめようかな」
ってなる。
俺がどう考えるかというと
「俺が店員だったとき、お客に元気よく”ありがと”って言われた時、すごくうれしかったから言おう」って考えるの。
「1」「2」は、自分は客なのにって自分視点よね。
対しておれは「相手がどうすれば気持ちよく働けるかな?」って相手視点なの。
「1」「2」を選ぶ限り、自分の気持ちは「相手の言動」次第になるんよね。
だから、コントロール不能で心がかき乱されることがある。出会う人によって浮き沈みする。

俺の方法であれば、相手が気持ちの良い挨拶をしようがブスッとしてようがやることは変わらないし、乱されないでしょ。
そういう意味で視点は相手だけど、主体は自分か。

って、考えるのは癖があるから一気に変えるのは難しいよね。
ここですぐに実行できることを提案しましょう。
「どうしてわかってくれないんだろう」と思ったら「どうしたらわかってもらえるか方法を考えよう」って言ってみて。
わかってくれない理由なんて考えてもわかるわけないし、本人に聞いたって「なんとなく」ってのが本音で、でもなんとなくなんて言ったら感じ悪いから「忙しくて」とか「ついうっかり」とかあれやこれや理由をつけて、本心とは離れたゴールになっちゃうから。
そうすると「忙しい」という言い訳に対して怒ったり、対策を考えたりしちゃうでしょ。余計に本質からそれちゃう。
本人に聞けない場合は、悩みがぐるぐるぐるぐる頭の中をループしてもやしになっちゃう。

方法を考えるってすると、同じく答えはでないんだけどAプラン、Bプラン、Cプランと複数選択肢が出てくるし、探している間は負のループが脳内に起こらず、メンタルがキープできる。
「プランを3つ考えるまでは悩まない」と決めておくのもいいね。
そうして3つ考えている間は悩みから意識が離れて、苦しい気持ちから意識がそれる。

さ、とりあえず今実際に「どうしたらわかってもらえるか、方法を考えよっと」って言ってみ??
口癖が思考パターンを作ってたりするから、そこから変えてみようぜ

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